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[プエルトリコ] プエルトリコにおけるSMR立地適合性の調査・検討が進行中

2021年9月28日

エネルギー情報サイトは2021年9月9日、米国の自治連邦区プエルトリコにおいて、小型モジュール炉(SMR)の設置に関する立地適合性の調査・検討が進行中であると伝えた。
本検討は、プエルトリコにおける先進型炉の普及を目指す非営利団体の原子力代替プロジェクト(NAP)が、2020年にプエルトリコでのSMRの設置は実現可能とした調査結果を受けた第二段階のものである。
2017年のハリケーン被害を受け、マイクログリッド網の構築と約300万kWの発電ユニットの交換という再建計画を持つプエルトリコでは、太陽光発電の増加が見込まれ、NAPは同電源の間欠性をゼロエミッションのベースロード発電で補完できるのは原子炉だけで、将来のユニットには高度な負荷追従性が求められるとしている。
米国原子力規制委員会(NRC)の基準を踏まえ、NAPは島の北海岸と東海岸の2つの候補地を特定しているが、今後適したサイトの優先順位リストの作成を目指すという。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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