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[フランス] 大統領、SMRへの投資、大型炉新設等に関し言及

2021年10月26日

マクロン大統領は2021年10月12日、同日発表した2030年までの国内産業への投資計画「France 2030」で、小型モジュール炉(SMR)の2030年までの導入に向けて10億ユーロ(約1,330億円)を投資するとした。
同国ではフランス電力EDFを中心としたコンソーシアムがSMRとしてNUWARD(17万kW×2)を開発している。
さらに同大統領は、「エネルギー多年度計画(PPE)」において、2021年中頃としていた大型原子力発電所(改良型EPR最大6基)の新設可否の判断にも言及し、2021年10月25日に提出予定の送電系統運用者RTEによる2050年までのエネルギーミックスに関する報告書をもとに今後数週間(11月上旬か)以内に説明するとした。
このほか、「France2030」で同大統領は、豊富にある原子力を活用した電気分解による水素製造で同国は水素分野のリーダーになれるとし、2030年までに、少なくとも2つの水素製造ギガファクトリーと水素利用に必要な技術への大規模投資を行うとした。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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