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[米国] 米国で初となる洋上風力の大規模事業が建設を開始

2021年11月30日

エネルギー情報誌は2021年11月19日、米国で初となる大規模洋上風力発電所の建設工事が正式に開始されたと報じた。
Vineyard洋上風力発電事業はCopenhagen Infrastructure PartnersとスペインのIberdrolaグループのAvangrid Renewablesが共同で進める事業である。
発電出力は80万kWと米国で行われる洋上風力発電事業としては最大規模で、GE製のタービン(単機容量:1万3,000kW)を採用して、2023年の運転開始を予定している。
送電ケーブルが陸揚げされるマサチューセッツ州のCovell’s Beachで州政府の関係者などを招いて11月18日に正式なセレモニーが開催された。
Vineyard洋上風力発電所はトランプ政権下で環境審査手続きが遅延していたが、バイデン政権は洋上風力発電事業を積極的に支援する方針で、2021年に入って連邦政府の手続きが完了していた。
2021年9月には事業への融資について銀行団と合意し、事業開始の準備が整っていた。 

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