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[EU] FORATOM、タクソノミー法案に対する改善案を欧州委員会に提出

2022年1月26日

欧州原子力産業協会(FORATOM)は2022年1月11日、欧州委員会(EC)が一定の条件下で原子力を持続可能な事業分類(タクソノミー)に含めると決定したことを歓迎しつつも、リークされた補完的委任法案に対する改善案をECに提出したと発表した。
具体的には、原子力は再生可能エネルギーと同じように扱われるべきとし、原子力発電所の新設に必要な2045年までの建設許可取得等の条件撤廃を求めている。
また、高レベル廃棄物処分場の稼働期限は、2050年という固定ではなく、必要となる時期に連動させるべきであり、事故耐性燃料の使用要件は、同燃料が市場で入手可能になってから発効すべきとしている。
さらに原子燃料サイクル、既存原子炉や先進型炉による熱や水素の生産、およびEUの投資家によるEU域外の原子力投資もカバーされるべきとしている。
FORATOMは欧州15カ国の約3,000社の原子力企業(約110万人の雇用者)を代表している。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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