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[世界] 2021年電力需要は6%超の増加、発電によるCO2排出量は7%増加

2022年2月15日

国際エネルギー機関(IEA)が2022年1月に発表した「Electricity Market Report」によれば、2021年の世界の電力需要は経済成長と気候要因により6%を上回る増加を示した。
これは2010年の世界金融危機からの回復以来の高い伸びである。
石炭火力は9%増、再生可能エネルギーは6%増、ガス火力は2%増、原子力は3.5%増となった。
これにより、世界の電力部門からのCO2排出量は、過去2年の減少から一転し7%近い増加となったとしている。
また、世界の卸電力価格の平均は、2021年第4四半期に、2015年から2020年の間の平均の4倍に達した。
IEAは、同レポートで2022年から2024年の世界の電力需要は、新型コロナによる不透明さは残るものの、年平均で2.7%の増加を示すと想定しており、その増分の9割を再生可能エネルギーが供給すると見通している。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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