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[米国] 原子力支持団体、ミシガン州にパリセード発電所の救済を要請

2022年3月17日

カリフォルニア州の原子力支持団体「Climate Coalition」は2022年2月14日、ミシガン州知事とミシガン州議会議員にパリセード原子力発電所(85万7,000kW)の救済を要請する書簡を送付した。
同発電所を所有するエンタジー社は、運転期間満了まで9年間を残しながら2022年5月に永久閉鎖する予定。
今回発出された書簡は、260人以上の署名を集め、ウィットマー知事とミシガン州議会議員に同発電所を救うための行動を起こすよう求めている。
同書簡は、「ミシガン州の低炭素電力の5分の1を供給するパリセード原子力発電所の閉鎖は、カーボンニュートラルの目標の根幹を揺るがし、電気料金の上昇を招く可能性がある」とし、インフラ投資・雇用法が早期閉鎖の危機にある原子力発電所に60億ドルを提供することに触れ、州知事等に対し、「発電所閉鎖を防ぐため、エンタジー社等が資金援助を利用することを奨励・支援する」よう求めている。

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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