電気事業連合会

海外電力関連 トピックス情報

[米国・フィリピン] 両国政府、戦略的民生用原子力協力に関する覚書に署名

2022年3月23日

米国とフィリピンの両政府は2022年3月10日、エネルギー安全保障に関する協力関係を改善し、外交・経済関係を強化する「戦略的民生用原子力協力に関する覚書」(NCMOU:Memorandum of Understanding Concerning Strategic Civil Nuclear Cooperation)に署名した。
米国のボニー・ジェンキンス国務次官(軍備管理・国際安全保障担当)とフィリピンのゲラルド・エルギーザ・ジュニア エネルギー次官が署名を行った。
原子力と科学技術における両国の協力関係を深めることは、クリーンエネルギー目標の達成、農業開発、水の確保、医療などに大きく貢献する可能性を秘めているとしている。
現地報道によるとフィリピンは、特定の場所に小型モジュール炉(SMR)を設置し事業化する可能性の調査を協力して進めるとし、包括的な政策、規制の枠組み、社会受容メカニズムおよび専門知識の分野における支援も米国に期待しているという。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

公式Twitterアカウントのご案内

海外電力関連 トピックス情報は、以下の電気事業連合会オフィシャルTwitterアカウントにて更新情報をお知らせしております。ぜひ、ご覧いただくとともにフォローをお願いいたします。

ページの先頭へ