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[インドネシア] 大統領首席補佐官、SMRを選択肢として位置付け

2022年4月27日

2022年4月12日付報道によると、インドネシアのモエルドコ大統領首席補佐官は、小型モジュール炉(SMR)による原子力開発を行うLast Energy社との会談で、原子力発電を2025年までの非化石エネルギー比率の目標を達成するための選択肢とみなしていると述べた。
インドネシアには商用化された原子力発電所はないが、主要系統に接続できない多くの島々にとって、小型モジュール炉(SMR)は有力な電源となる。
一方で原子力発電に対する国民の懸念が大きいため、開発には包括的な研究とともに国民への教育、普及が必要であると同首席補佐官は述べている。
会談ではLast Energyのアダム・ザッカーマン氏が同社のモジュール式原子力発電所システムを紹介し、同席した元研究技術大臣のバンバン・ブロジョネゴロ氏が、世界で50カ国が原子力発電を利用し、稼働中の原子炉440基が電化率の向上に貢献していることを挙げて、政府が原子力発電を将来の代替エネルギー源として検討することを望むと述べた。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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