電気事業連合会

海外電力関連 トピックス情報

[ルーマニア・米国] SNNとNuScaleが覚書締結、初のSMR建設候補地が決定

2022年6月8日

米国の小型モジュール炉(SMR)メーカーNuScale、ルーマニア国営原子力発電事業者SN Nuclearelectrica(SNN)およびSMR建設サイト所有者のE-Infra社は2022年5月24日、ルーマニアでのNuScale製SMR(VOYGR)の展開に関する覚書を締結した。
同覚書の締結は、米国貿易開発庁(USTDA)が米国商務省と協力して、ルーマニアの首都ブカレストで開催した「SMRと先進型原子炉ワークショップ」に先立って行われた。
同覚書に基づき、ルーマニアで最初のSMRを2028年までに建設する有力なサイトとしてドイチェシュティの旧石炭火力発電所跡地が選ばれ、NuScale VOYGRTM-6(6モジュール、46万2,000kW)を設置することに関し、エンジアリング調査、技術レビューおよびライセンス供与活動を実施するという。
また同日、ルーマニアのブカレスト工科大学内にNuScaleのSMRシミュレーター施設を米国外で初めて設置する計画があわせて公表された。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

公式Twitterアカウントのご案内

海外電力関連 トピックス情報は、以下の電気事業連合会オフィシャルTwitterアカウントにて更新情報をお知らせしております。ぜひ、ご覧いただくとともにフォローをお願いいたします。

ページの先頭へ