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[英国] HLW地層処分場の候補地特定に向け、4番目のパートナーシップ設立

2022年7月14日

英国原子力廃止措置機関(NDA)傘下の原子力廃棄物サービス(NWS)は2022年6月30日、リンカンシャー州テッドルソープで、高レベル放射性廃棄物(HLW)の地層処分施設(GDF)設置に向けたコミュニティ・パートナーシップが結成されたと発表した。
イングランド東部における同パートナーシップは、2021年にイングランド北西部の西カンブリア州で設立された3つのパートナーシップに続き、英国で4番目となる。
海岸にある旧ガスターミナルを地上の受け入れ施設として利用し、沖合数kmの海底から深さ1,000mの岩盤層へのGDF設置を視野に入れているとされる。
NWSによれば、年間100万ポンド(約1億6,000万円)の投資資金が福祉向上等に提供され、深層ボーリング調査を行うと年間250万ポンド(約4億円)まで増額される。
英国の他の地域でも非公式な話し合いを続けており、更なるパートナーシップの設立につながる可能性があるという。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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