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[カナダ] SK州のSMR建設計画、GEH社製SMR「BWRX-300」を採用

2022年7月14日

サスカチュワン(SK)州営電力サスクパワー社は2022年6月27日、同州において2030年代半ばに小型モジュール炉(SMR)を建設する場合、その炉型に米国GE日立ニュークリア・エナジー(GEH)社の「BWRX-300」(電気出力30万kW)を採用すると発表した。
SMRを建設するかどうかの最終決定は2030年以降になるとしながらも、建設可能な地域の技術評価は進めており、2022年中に特定する予定だという。
SK州内で建設するSMRをめぐっては、SK州、オンタリオ(ON)州など4州政府が2022年3月に発表した、カナダ国内でのSMR展開に関する戦略計画の中で、「BWRX-300を2028年までにON州のダーリントン原子力発電所に建設し、その後SK州に同炉を最大4基建設、最初の1基を2034年に運開する」としていた。
採用する炉型については同計画に沿ったものとなったことで、ON州は今般のサスクパワー社の決定を歓迎するとのコメントを出している。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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