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[英国] 政府、原子燃料の国産化を促進するための基金を設立

2022年8月2日

英国ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)は2022年7月19日、原子力発電所で使用する燃料の国産化を促進するために7,500万ポンド(約120億円)の基金を立ち上げることを発表した。
BEISによると、同基金は英国内の原子燃料産業を拡大し外国からの輸入の必要性を減らすプロジェクトに助成金を与えることを目的とし、小型モジュール炉(SMR)を含む様々な原子炉向けの新たな原子燃料施設の設計および開発への投資を支援する。
同基金はまた、企業が英国内外の新しい市場にアクセスし、英国北西部地域で技術やノウハウを維持・創造することも支援するとしている。
英国政府は2022年4月に発表したエネルギー安全保障戦略で2030年までにSMRを含む8基の新規原子炉を承認し、2050年までに英国で予想される電力需要の最大25%に相当する2,400万kWの発電設備容量を導入するという目標を打ち出している。 

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