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[カザフスタン] カザフスタンで2番目の原子力発電所候補地を選定

2022年8月23日

カザフスタンのエネルギー副大臣は2022年8月3日、クルチャトフ地域のイルティッシュ川の流域に、同国で2番目の原子力発電所の建設が検討されていると記者会見で明らかにした。
同副大臣は、バルハシ湖とイルティッシュ川の両方が原子力発電所の適地だと補足し、同国がカーボンニュートラルの達成を目指すなら、複数の原子力発電所建設は不可欠と説明した。
同副大臣によれば、詳細な情報が2022年末~2023年初頭までに検討されるという。
これに先立ち、同国のエネルギー大臣は採用技術を2022年末~2023年初めに決定すると述べており、カザフスタン原子力発電所のジャンティキン総責任者によると、韓国のAPR-1000とAPR-1400、中国のHPR-1000とCNP-600+、ロシアのVVER-1200とVVER-1000およびフランスのATMEA1の4カ国の技術を検討している模様。
同国エネルギー省は、1基の原子力発電所の建設には、最大10年、費用は平均50億ドルを要するとしている。
なお、報道によると、同国初の原子力発電所はバルハシ湖の近くに建設されるという。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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