電気事業連合会

海外電力関連 トピックス情報

[欧州] 欧州電事連、2022/2023年冬季に向けて省エネの重要性を強調

2022年9月22日

欧州電気事業者連盟Eurelectricは2022年9月7日、エネルギー業界の2022年動向を整理した「Power Barometer 2022」を発表し、2022/2023年冬季に向けては欧州大で電力・ガスの需給が厳しく省エネが重要であると強調した。
仮にロシアが欧州への天然ガス供給を完全停止した場合でも、15%の消費削減があれば2022/2023年冬季を乗り切ることができるとの予測も公表した。
またロシア依存を軽減するため、化石燃料使用から早期に脱却する必要があるとし、再エネ拡大とともに電化が重要であるとした。
特に輸入石油の63%の消費を占める運輸部門と、輸入ガス需要の57%を占める建物や産業部門の電化を加速させることが、化石燃料の輸入を減少させるために不可欠であるとしている。
Kristian Ruby事務局長は「欧州は厳しい冬に備えなければならない。この難局に立ち向かうためにそれぞれが自分の役割を果たす必要がある」とコメントしている。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

公式Twitterアカウントのご案内

海外電力関連 トピックス情報は、以下の電気事業連合会オフィシャルTwitterアカウントにて更新情報をお知らせしております。ぜひ、ご覧いただくとともにフォローをお願いいたします。

ページの先頭へ