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[中国] 国務院常務会議、新規サイトを含む原子力発電所4基の開発を承認
2022年10月3日
国務院常務会議(閣議に相当)は2022年9月13日、新規サイトとなる広東省の廉江原子力発電所1、2号機および福建省の漳州原子力発電所3、4号機の計4基の開発計画を承認した。
国家電力投資集団公司(SPIC)傘下の開発プロジェクトである廉江原子力発電所は、全部で原子炉6基の開発を予定し、1期プロジェクトの1、2号機(125万kW×2)は、米国ウエスチングハウス社製の「AP1000」を中国版標準設計に改良した「CAP1000」を採用する。
一方、漳州原子力発電所3、4号機(121万2,000kW×2)は、中国核工業集団有限公司(CNNC)傘下の開発プロジェクトで、国産技術「華龍1号」の採用を予定している。
現在中国の第3世代炉の投資額は、1基当たり約200億元(約4,000億円)で、上記4基の合計投資額は最大800億元(約1兆6,000億円)となる。
政府は2022年に入ってから計10基の原子炉開発を承認しており、2008年に承認された14基に続き、承認数が多い年となっている。
国家電力投資集団公司(SPIC)傘下の開発プロジェクトである廉江原子力発電所は、全部で原子炉6基の開発を予定し、1期プロジェクトの1、2号機(125万kW×2)は、米国ウエスチングハウス社製の「AP1000」を中国版標準設計に改良した「CAP1000」を採用する。
一方、漳州原子力発電所3、4号機(121万2,000kW×2)は、中国核工業集団有限公司(CNNC)傘下の開発プロジェクトで、国産技術「華龍1号」の採用を予定している。
現在中国の第3世代炉の投資額は、1基当たり約200億元(約4,000億円)で、上記4基の合計投資額は最大800億元(約1兆6,000億円)となる。
政府は2022年に入ってから計10基の原子炉開発を承認しており、2008年に承認された14基に続き、承認数が多い年となっている。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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