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[米国] DOE原子力局、「2023年に注目すべき原子力関連5大ニュース」を発表

2023年1月25日

米国エネルギー省(DOE)原子力局は2023年1月11日、2023年に注目すべき原子力に関連する5大ニュースを発表した。
内容は(1)ボーグル原子力発電所3号機(AP1000、110万kW)の送電網接続、(2)米国で開発中の先進型炉の多くが燃料として採用する、濃縮度が5~20%と既設軽水炉で使用するウラン燃料より高いHALEU(High-Assay, Low-Enriched Uranium)の国内生産確立、(3)原子力による水素製造の実証実験の開始、(4)テラパワー社の高速炉「NatriumTM」、X-エナジー社の高温ガス炉「Xe-100」、ニュースケール社の小型モジュール炉(SMR)「VOYGRTM」に代表される先進型炉開発の進捗、(5)既設原子炉の閉鎖回避である。
(5)については、経済的理由で早期閉鎖の危機にある原子炉を財政支援する目的でDOEが2022年に新設した運転延長支援(CNC)プログラムが念頭にあり、同プログラムの第2回募集分の支援適用炉を2023年中に発表するとしている。

 

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