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[フィンランド] オルキルオト3号機、定格運転を開始

2023年4月25日

フィンランドの発電事業者TVOは2023年4月16日、同社が保有するオルキルオト3号機(EPR、172万kW)が試験運転を完了し、定格運転を開始したと発表した。
TVOによると、同号機は最新の試験運転の分析が終了し、間もなく(in the near future)商業運転に入ることが決定されるという。
同号機は、2021年12月21日に初臨界を達成し、2022年3月12日に送電網に接続され、その後試験運転を行っていた。
2022年5月にはタービン系の検査と修理が必要となり、その後10月には保守点検作業中に2次系給水ポンプの内部が損傷していることが発見されていた。
同号機はフィンランドの総発電電力量の約15%を発電し、オルキルオト原子力発電所で、同国の発電電力量の約30%を発電する。
同号機の最初の年次停止は2024年3月を予定している。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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