電気事業連合会

海外電力関連 トピックス情報

[世界] 9カ国の規制当局、SMR技術審査と許認可に関する国際協力を確認

2023年6月7日

国際原子力規制者会議(INRA)は2023年5月24日、小型モジュール炉(SMR)の標準設計審査と許認可で協力し、新規SMR計画を持つ国の規制審査を支援するとの声明を発表した。
まず、各国の規制当局には、SMRが安全かつ厳重で強固な核不拡散要件に合うように配備されることを保証する重要な役割があるとした上で、助言や指針の提供、国内規制審査の共有、ライフサイクルに亘る専門知識とリソースの提供を可能にする二国間や多国間の取り決めの締結を目指すという。
共同の原子炉設計評価の価値を高めるには、各国が同じ時期に特定のSMR技術に取り組み、ベンダーが安全解析と原子炉設計を規制評価に適したレベルまで開発することが必要としている。
INRA会員は原子炉の標準設計審査などを促進するが、立地や環境問題などは各国の責任としている。
INRAは、日本、カナダ、フランス、ドイツ、韓国、スペイン、スウェーデン、英国および米国の9カ国の原子力規制当局で構成され、知識の共有と原子力の安全、セキュリティおよび放射線防護を強化するための支援が目的。

公式Twitterアカウントのご案内

海外電力関連 トピックス情報は、以下の電気事業連合会オフィシャルTwitterアカウントにて更新情報をお知らせしております。ぜひ、ご覧いただくとともにフォローをお願いいたします。

ページの先頭へ