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[ポーランド] 原子力庁長官、AP1000安全評価範囲は正しいとの包括的見解発表

2023年6月28日

ポーランド国家原子力庁(PAA)長官は2023年6月9日、ポメラニア州で計画する原子力発電所(AP1000、125万kW×3)の安全解析と独立した検証の予定範囲は正しいとする「包括的見解」(general opinion)を発表した。
同国で原子力発電所の建設許可を取得するには、原子力安全解析を実施し、さらに解析結果を独立して検証しなければならないとされている。
今回の発表は、プロジェクト公社PEJが2022年9月に行った建設許可申請草案に関するPAA長官の包括的見解を求めた申請に対するもの。
同長官の包括的見解は、原子力施設の建設許可取得のプロセスにおいて必須ではないが、PEJによれば、今回の包括的見解を得たことは、同国初の大規模原子力発電所の建設に必要なすべての許認可の取得に向けた新たな一歩だとしている。

 

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