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[フランス・ベルギー] NUWARDとTractebel、フランスSMR開発協力を強化

2023年7月5日

フランス電力EDF、同社の子会社NUWARDおよびベルギーのTractebelは2023年6月15日、フランスの小型モジュール炉(SMR)「NUWARD」(PWR、17万kW×2モジュール)の技術開発の協力強化に向けた枠組み協定に調印した。
原子力業界で熟練労働者の獲得競争が激しくなっている中、EDFは同年3月、子会社NUWARDを設立し、NUWARD SMRの基本設計を開始した結果、必要な人材が大幅に増加したという。
フランスEngieの子会社Tractebelは2021年、EDFとNUWARDの共同研究を開始し、現在同社から約50人の技術者が同SMRプロジェクトに従事しており、今後数年で倍増する見込みだという。
EDFのSMRロードマップによると、2025~2030年にNUWARDの詳細設計と正式申請が予定されており、同期間中の設計認証とサプライチェーンの開発を経て、2030年に初号機を着工し、建設期間は約3年と見込まれている。

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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