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[カナダ・米国] WH社、マイクロ炉設計審査への最初の書類を提出

2023年7月21日

ウェスチングハウス(WH)社は2023年7月5日、開発中のマイクロ炉「eVinci」(電気出力5000kW)について、カナダ原子力安全委員会(CNSC)に対し、最初の事前設計レビュー(VDR)に関する書類を提出したと発表した。
今回の提出書類によりWH社は、eVinciの設計を進める中で、潜在的な規制・技術上の問題を早期に特定し、解決することが可能になるという。
VDRは、ベンダーの原子炉技術に基づいた原子力発電所の設計を事前に評価するため、ベンダーの要請に応じてCNSCが提供するオプションサービスであり、WH社は2022年9月にCNSCとVDR契約を締結している。
WH社は2023年6月30日、CNSCに対して4件のフェーズ1(当該炉の設計が規制要件に合致しているかを評価)重点分野を提出しており、フェーズ1およびフェーズ2(ライセンス発給への基本的障害の有無を評価)の全体で40件を超える書類が提出される予定としている。

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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