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[米国] ウレンコ社、米国にあるウラン濃縮施設の生産能力の15%拡張を発表

2023年7月21日

ウラン濃縮大手のウレンコ社は2023年7月6日、北米で唯一の商業用ウラン濃縮施設であるニューメキシコ州ユーニスのプラントについて、生産能力を15%拡張するための投資を決定したと発表した。
既存のプラントに複数の新しい遠心分離機のカスケードを追加することで、現在の同プラントの年間生産能力4,600tSWU(Separative Work Unit:ウランを濃縮する際に必要となる仕事量の単位)に対し、15%増となる年間約700tSWUを追加する。
同社は、「この投資は、米国の顧客からの非ロシア燃料に対する新たなコミットメントに支えられている。気候危機と地政学的状況の変化に照らしたエネルギー安全保障への懸念が重なり、原子力エネルギーとウレンコの濃縮サービスへの需要が高まっている」と説明している。
2025年に最初の新しいカスケードが稼働する予定。

 

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