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[英国] 政府、GBNを正式に発足させ、SMRの選考プロセスを開始

2023年8月2日

英国のシャップス エネルギー安全保障長官は2023年7月18日、新規原子力プロジェクトの推進に責任を負う独立機関Great British Nuclear(GBN)を正式に発足させ、小型モジュール炉(SMR)技術を選択するコンペティションを開始したと発表した。
同政府は2022年4月の「エネルギー安全保障戦略」で、2050年までに原子力設備容量を2,400万kWに、同発電比率を最大25%に引き上げる目標とともに、これを牽引する機関としてGBNの設立を約束していた。
SMR選考の第1段階にあたる市場情報収集は既に2023年6月に終了し、7月からはGBNによる選別後、当該企業との詳細な協議を経て、最初の技術初期選考が同年秋まで行われる予定。
その後、選考された技術は2029年末までに最終投資決定(FID)ができるように支援されるとしている。
同長官は、「2030年代初頭」に最初のSMRを稼働させる目標であると述べた。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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