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[中国] 国務院常務会議、2023年になって最初の6基の原子炉建設計画を承認

2023年8月21日

国務院常務会議(日本の閣議に相当)は2023年7月31日、福建省の寧徳原子力発電所5、6号機、山東省の石島湾・栄成拡建Ⅰ期原子力発電所1、2号機および遼寧省の徐大堡原子力発電所1、2号機の3サイト計6基の建設計画を承認した。
2022年には10基の原子炉計画が承認され、今回の6基は2023年になって初めて承認されたもの。
中国広核集団有限公司(CGN)が事業主体となる寧徳5、6号機と、CGNがプロジェクト建設に参加する華能集団傘下の石島湾・栄成拡建Ⅰ期1、2号機は、CGNタイプの華龍1号を採用する予定。
中国核工業集団有限公司(CNNC)が管理する徐大堡1、2号機の炉型は明らかにされなかったが、中国で設計された「CAP1000」になるとの報道もある。
なお、今回承認された6基の建設投資総額は、推定1,200億人民元(約2兆3,800億円)相当になると報じられている。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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