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[フィリピン] マニラ電力、米国の原子力発電事業者と提携に向けて協議

2023年8月21日

2023年8月2日付報道によると、国内配電最大手のマニラ電力(MERALCO)は、米国の原子力発電事業者と提携に向けた協議を実施している。
MERALCOのPangilinan CEOによると、米国の原子力事業者が2~3カ月の間MERALCOを訪問し、提携の可能性を協議した。
Pangilinan氏は、MERALCOが原子力を開発するのであれば、建設は米国企業に発注するだろうと述べている。
同氏は、米国の原子力事業者については、社名を明らかにしなかったが、MERALCOは最近、米国シアトルに本拠を置くMMR(Micro Module Reactor)を手掛けるUltra Safe Nuclear社と秘密保持契約を結んでいる。
MERALCOは、政府の原子力発電開発計画を受けて、2050年までの持続可能性戦略の一環として原子力発電を研究しており、小型モジュール炉(SMR)を検討していると発表していた。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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