海外電力関連 トピックス情報
[カナダ] ケベック州政府、2012年に閉鎖した原子炉の再稼働の検討に前向き
2023年9月4日
カナダのフィッツギボン ケベック州エネルギー大臣は2023年8月14日、2012年に閉鎖し、廃止措置中のジェンティリー原子力発電所2号機(CANDU、67万5,000kW)の再稼働の可能性を検討するというハイドロ・ケベック社の決定に同意すると述べた。
同大臣は、同州が化石燃料からの脱却を進める中で、あらゆる代替エネルギーを研究すべきだとし、原子力を全面的に否定することは「無責任」であり、新しいエネルギー・プロジェクトは「社会的に受け入れられ、経済的に利益を生む」ものでなければならないと付け加えた。
その前週に同社のサビアCEOは、選択肢を評価して将来のエネルギー供給に関する情報を得るため、同号機の現状を評価中だとし、同州が電力需要の増加という課題に直面している中、特定のエネルギー部門を除外することは無責任だと述べていた。
同号機は除染と使用済燃料の移送を完了し、2057年の解体開始までの監視付き貯蔵段階にある。
同大臣は、同州が化石燃料からの脱却を進める中で、あらゆる代替エネルギーを研究すべきだとし、原子力を全面的に否定することは「無責任」であり、新しいエネルギー・プロジェクトは「社会的に受け入れられ、経済的に利益を生む」ものでなければならないと付け加えた。
その前週に同社のサビアCEOは、選択肢を評価して将来のエネルギー供給に関する情報を得るため、同号機の現状を評価中だとし、同州が電力需要の増加という課題に直面している中、特定のエネルギー部門を除外することは無責任だと述べていた。
同号機は除染と使用済燃料の移送を完了し、2057年の解体開始までの監視付き貯蔵段階にある。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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