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[米国] デューク社、ノースカロライナ州の石炭発電所跡地でSMRの導入を提案

2023年9月4日

デューク・エナジー社は2023年8月17日、ノースカロライナ州公益事業委員会(NCUC)にCO2削減計画の更新版を提出し、2036年閉鎖予定のベリューズ・クリーク石炭発電所(110万kW×2基)への小型モジュール炉(SMR)の導入を提案した。
同社は別の既設石炭発電所でもSMRを配備し、計2基のSMRを導入する計画を提案している。
ベリューズ・クリーク発電所のSMR早期立地許可(ESP)申請書を2025年第3四半期に米国原子力規制委員会に提出し、2027年半ばのESP取得と2035年までのSMR運開を目指すという。
また、同社が保有する11基の既設大型炉の運転延長は、計画の根幹をなす前提だともしている。
同社はサウスカロライナ州公益事業委員会(PSCSC)にも同計画を提出しており、両委員会は同社のデータ、関係者の証言、公聴会など別々の評価プロセスを経て、PSCSCは2024年半ば、NCUCは同年末までに最終決定を下す予定。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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