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[チェコ] 首相、原子炉4基の新設が必要と発言

2023年9月14日

チェコのフィアラ首相は2023年9月1日、同国の将来戦略を議論する会議の冒頭演説で、原子力は欧州においてクリーンなエネルギー源であり続けなければならず、同国は将来的には最大4基の原子炉が必要になり、そのために莫大な資金が投入されると述べた。
同首相は、国の優先事項に関して社会全体で長期的な合意を得られていないことが問題であり、原子力などへの戦略的投資は、国の将来を築くべき「柱」の一つだと述べた。
経済全体を大きく押し上げる可能性を秘めた、イノベーションと付加価値を兼ね備えたプロジェクトの一つとして、原子力を強調した。
なお、報道によると、チェコ電力ČEZの新エネルギー・プロジェクト責任者は、進行中のドコバニ原子力発電所5号機の入札に参加するフランス国営電力EDF、米国ウェスチングハウスおよび韓国水力原子力発電に対し、追加の3基と合わせた計4基の原子炉が建設される可能性が高いと述べたという。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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