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[米国] DOE、先進型原子炉がDACのコスト削減に寄与する可能性を報告

2023年9月20日

米国エネルギー省(DOE)は2023年9月7日、先進型原子炉が大気中のCO2を直接回収する技術(DAC)のコストを削減できる可能性があるとの調査報告書「Assessment of Nuclear Energy to Support Negative Emission Technologies」を公表した。
同報告書は、DOE傘下のアルゴンヌ(ANL)およびアイダホ(INL)国立研究所、ならびに国立エネルギー技術研究所(NETL)の調査に基づいている。
先進型原子炉を用いたDACシステムは、原子力を使用しない場合と比較してDACの均等化コストを最大13%削減する可能性があるとしている。
同報告書の主執筆者であるANLのニコラス・スタウフ氏は、「同報告書は、原子力がDACをより安価にできることを示している。
このような新しい用途は、原子力の市場機会を電力、輸送、その他の産業以外にも拡大し、気候変動対策における原子力の役割を増大させるものである」と述べた。

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