海外電力関連 トピックス情報
[米国] ターキーポイント、80年運転の新たな環境影響評価書のパブコメ開始
2023年9月28日
米国の原子力規制委員会(NRC)は2023年9月13日、ターキーポイント原子力発電所3、4号(PWR、約80万kW×2、フロリダ州)の2回目の運転延長認可(SLR)に関するサイト個別の新たな環境影響評価書(EIS)案を公表し、パブリックコメントを開始した(期限:同年11月7日)。
新EISは、「NRCが2019年12月に認可したSLRについて、環境影響に関する審査が不完全だったとして同3、4号機の運転期限をそれぞれ2032年、2033年というSLR認可前の期限に戻す」とした2022年2月のNRC決定に対応するもの。
新EISによれば、「エネルギー計画の意思決定者がSLRを継続して選択することによる、環境への影響は、不合理なほど大きくはない」という。
同決定への対応は、環境審査に関してNRCによる新たな一般環境影響評価書(GEIS)に関する規則策定を待つか、先行してサイト個別のEISを提出し審査を受けるかの二つがあり、同発電所を所有するFP&L社は後者を選択し、2022年6月にEISをNRCに提出した。
新EISは、「NRCが2019年12月に認可したSLRについて、環境影響に関する審査が不完全だったとして同3、4号機の運転期限をそれぞれ2032年、2033年というSLR認可前の期限に戻す」とした2022年2月のNRC決定に対応するもの。
新EISによれば、「エネルギー計画の意思決定者がSLRを継続して選択することによる、環境への影響は、不合理なほど大きくはない」という。
同決定への対応は、環境審査に関してNRCによる新たな一般環境影響評価書(GEIS)に関する規則策定を待つか、先行してサイト個別のEISを提出し審査を受けるかの二つがあり、同発電所を所有するFP&L社は後者を選択し、2022年6月にEISをNRCに提出した。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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