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[米国] DOE、開発中のSF輸送用新型鉄道車両の最終試験を完了

2023年10月4日

米国エネルギー省(DOE)原子力局は2023年9月21日、米国内の使用済燃料(SF)および高レベル放射性廃棄物(HLW)を輸送する新型鉄道車両「Atlas」の最終試験を完了したと発表した。
年内にも運行が許可される可能性があるという。
最終試験は、原子力規制委員会(NRC)が認定している輸送容器のうち最重量のものを模擬した48万ポンド(約218t)の鋼鉄製の重量物を積載し、コロラド州とアイダホ州の往復1,600マイル(約2,600km)を走行した。
原子力局は試験完了について「将来、同貯蔵・処分施設へSFを効率的に輸送する能力を示したもので、廃棄物管理を成功させる上で重要な役割を果たした」と説明した。
DOEは現在、SFを貯蔵する一つ以上の統合中間貯蔵施設の建設候補地選定に向け「同意に基づく選定プロセス」に取り組んでいる。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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