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[チェコ] チェコ政府、同国のSMR開発ロードマップを承認

2023年11月16日

チェコ産業貿易省は2023年11月1日、作業部会が作成した報告書「チェコSMRロードマップ:適用可能性と経済への貢献」を同国政府が承認したことを明らかにした。
同報告書は、同国における小型モジュール炉(SMR)の可能性を示し、立地、投資家モデルおよび法改正を提案している。
具体的には、様々な設計オプションの情報も盛り込み、2030年代前半の建設開始を求めており、チェコのSMRプロジェクトはまだ開発の極初期段階にあるとして、政府による同開発の支援継続を示唆している。
また、立地候補としては、既存発電所のテメリンとドコバニも含む合計45カ所を挙げ、現在の石炭火力発電所サイトも有望としている。
シケラ産業貿易大臣は、「SMRは、電力システムに、発電と熱供給で大きな付加価値をもたらし、2030~2040年代以降、大型炉を補完する。ロードマップによりチェコ企業は、国内外のプロジェクトに参加し、同分野の発展に重要な役割を果たすことができる」と述べた。

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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