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[米国] セントラス社、HALEU20kg超をDOEに初納入、生産の実証に成功

2023年11月24日

濃縮度5~20%の低濃縮ウラン(HALEU)の生産を目指すセントラス・エナジー社は2023年11月7日、HALEU20kg超を米国エネルギー省(DOE)に初納入し、2022年に締結したDOEとのコストシェア契約のフェーズ1を完了したと公表した。
生産プロセスの実証に成功したフェーズ1では、セントラス社に50%のコスト負担を求め、同社とDOEは6,000万ドルの総コストのうち、それぞれ約3,000万ドルを拠出。
同社は今後、オハイオ州のアメリカン・セントリフュージ・プラント(ACP)において、年間900kgのHALEU生産を行う契約のフェーズ2に移行するという。
同プラントは、原子力規制委員会(NRC)の認可を受けた米国唯一のHALEU製造施設であり、1954年以来初めて生産を開始した米国産技術によるウラン濃縮施設である。
フェーズ2においてDOEは、同社が生産するHALEUに対し、コスト・プラス・インセンティブ・フィーを支払うという。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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