海外電力関連 トピックス情報
[英国・韓国] 原子力貨物船の開発に英国RL社、韓国HD KSOE社などが提携
2024年1月17日
英国のロイド・レジスター(RL)社は2023年12月19日、同国のゾディアック・マリタイム社、HD韓国造船海洋エンジニアリング(KSOE)社、および韓国電力技術(KEPCO E&C)社との間で、原子力推進の貨物船やコンテナ船の設計開発に関する覚書を締結したことを明らかにした。
HD KSOE社とKepco E&C社は船舶と原子炉の設計を行い、RL社は安全運航の規則要件と規制順守モデルを、また海運会社のゾディアック社は、原子力船の仕様や航海について評価する。
RL社は、「この動きは、海運業界が脱炭素化の観点から、将来の海洋燃料としての原子力を検討していることによる」と述べた。
海運業界は年間約3億5,000万tの化石燃料を消費し、世界全体のCO₂排出量の約3%を占めており、2023年7月、国際海事機関(IMO)を通じて、2050年頃までに温室効果ガスの排出量を正味ゼロにする目標を承認している。
HD KSOE社とKepco E&C社は船舶と原子炉の設計を行い、RL社は安全運航の規則要件と規制順守モデルを、また海運会社のゾディアック社は、原子力船の仕様や航海について評価する。
RL社は、「この動きは、海運業界が脱炭素化の観点から、将来の海洋燃料としての原子力を検討していることによる」と述べた。
海運業界は年間約3億5,000万tの化石燃料を消費し、世界全体のCO₂排出量の約3%を占めており、2023年7月、国際海事機関(IMO)を通じて、2050年頃までに温室効果ガスの排出量を正味ゼロにする目標を承認している。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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