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[オランダ・米国] オランダ政府とWH社、2基のAP1000導入のFS契約を締結

2024年3月7日

米ウェスチングハウス(WH)社は2024年2月20日、オランダ政府との間で、同国の大型炉新設戦略を支援するため、ボルセラ原子力発電所(PWR、約50万kW)敷地内への2基のAP1000の導入を評価する技術的な事業化調査(FS)契約を締結したと発表した。
同FSは、2050年までのカーボンニュートラル(CN)達成という同国の戦略における重要な一歩で、2035年までの発電分野のCN実現という公約に沿うものだとしている。
オランダ気候エネルギー省は2023年12月、同様のFSを韓国水力原子力発電(KHNP)、WH社およびフランス電力EDFとそれぞれ実施すると発表し、既にKHNPとはAPR1400に関するFS契約を締結。
各設計の同国原子力規制への適合性、建設コストと納期、環境影響などの調査に約6カ月かけ、独立機関の評価を受けて2024年末までに結果を公表する予定とされる。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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