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[米国] オラノとSHINE社、使用済燃料の再処理プラント建設に向けて覚書締結

2024年3月26日

オラノUSA社と核融合スタートアップのSHINE Technologies社は2024年2月29日、軽水炉の使用済燃料を再処理する商業規模の技術を持つ米国のパイロットプラントの開発で協力する覚書(MOU)を締結した。
同プラントは、使用済燃料から回収された核燃料物質を新たな燃料として使用するとともに、医療、産業用同位体としても利用する。
オラノUSA社のジャン・リュック・パレイエCEOは、「米国は使用済燃料の再処理を真剣に検討する時期に来ている。SHINE社と当社は協力して、重要な産業用途や、既存の原子炉や将来の先進型原子炉のための新燃料の製造に使用する貴重な物質を回収する」と述べた。
パイロットプラントのコンセプトは、核不拡散対策を統合した商業規模の湿式再処理を検証するものであり、同プラントの用地選定は、2024年末までに行われる予定。

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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