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[英国] GBN、新規原子力開発に向け2カ所の用地取得とSMR入札情報を発表

2024年3月26日

新規原子力プロジェクトを推進する英国の政府独立機関グレート・ブリティッシュ・ニュークリア(GBN)は2024年3月7日、新規原子力開発のための2カ所の用地取得と小型モジュール炉(SMR)技術選定に係る入札情報を発表した。
具体的には、ウェールズ北部のウィルファとイングランド南西部のオールドベリー・オン・セバーンに日立製作所が所有する2カ所のサイトを、1億6,000万ポンド(約300億円)で購入し、数十億ポンド規模のSMR技術開発契約の詳細な入札情報に参加資格のある6社がアクセス可能となり、同年6月までに回答を提出するという。
同発表は、長期的な民生用原子力ロードマップやSMR選定プロセスにおけるGBNによる一連の計画の第一弾に当たる。
GBNは、これらサイトの地元コミュニティと緊密に協力し、将来の原子力プロジェクトがどのような利益をもたらすかを検討していくとしている。
また、2024年後半にSMR落札者を発表し、2029年までに2プロジェクトの最終投資決定が行われる予定。

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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