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[フランス] EDF、2013年に中断していた回収ウラン燃料による発電を再開
2024年3月29日
フランス電力EDFは2024年2月5日、初めて全炉心に濃縮回収ウラン(ERU)燃料を装荷したクリュアス原子力発電所2号機(PWR、約95万kW)を再稼働させた。
同国で唯一ERUの使用が認められているクリュアス1~4号機(約95万kW×4)は、1994~2013年に合計4,000tUの回収ウランを消費したが、高コストを理由に2013年にERU燃料の利用を中断、その後EDFは2018年5月、フラマトムから2023~2032年に新設計のERU燃料の供給を受ける契約を締結していた。
EDFのレヴァンドフスキ原子力・火力担当上級副社長によると、2027年までに複数の130万kW級原子炉でERUを利用できるようにし、2030年代までに全原子炉の30%以上で同燃料の装荷を目指すという。
EDFは、年間1,100tの使用済燃料を再処理して11tのプルトニウムと1,045tの回収ウランを回収し、現在トリカスタンで約3万4,000tの回収ウランが酸化物の形態で保管中だという。
同国で唯一ERUの使用が認められているクリュアス1~4号機(約95万kW×4)は、1994~2013年に合計4,000tUの回収ウランを消費したが、高コストを理由に2013年にERU燃料の利用を中断、その後EDFは2018年5月、フラマトムから2023~2032年に新設計のERU燃料の供給を受ける契約を締結していた。
EDFのレヴァンドフスキ原子力・火力担当上級副社長によると、2027年までに複数の130万kW級原子炉でERUを利用できるようにし、2030年代までに全原子炉の30%以上で同燃料の装荷を目指すという。
EDFは、年間1,100tの使用済燃料を再処理して11tのプルトニウムと1,045tの回収ウランを回収し、現在トリカスタンで約3万4,000tの回収ウランが酸化物の形態で保管中だという。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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