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[英国] 首相、原子力部門の労働力を強化する官民投資パッケージを発表

2024年4月11日

英国のスナク首相は2024年3月25日、防衛用と民生用の原子力部門の労働力強化のため、BAEシステムズ、ロールス・ロイス、EDFエナジーなどと提携し、2030年までに7億6,300万ポンド(約1,460億円)以上を技能、教育、雇用向けに投資すると発表した。
同部門では2030年までに4万人の新規雇用が見込まれ、政府の3億5,000万ポンド(約670億円)と産業界の4億ポンド(約760億円)以上の官民投資パッケージにより、8,000人以上の就業機会を創出し、原子力実習生と卒業生の数を2倍に、専門科学と核分裂の博士号取得者の数を4倍に、それぞれ増やす計画を支援する。
政府は同計画の一環として、今後10年間で2億ポンド(約380億円)以上を、カンブリア州バローにおける就業支援・交通インフラ整備・住宅建設に投資する予定。
英国原子力産業協会のグレートレックスCEOは、新たな資金提供を歓迎し、「英国の野心的な原子力目標の達成には、エンジニアリングから建設まであらゆる労働力の大幅な増強が必要となる」と述べた。

 

【情報提供:一般社団法人海外電力調査会

 

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