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[スイス] スイス最古のベツナウ発電所、60年を超える運転延長を検討

2024年4月18日

2024年4月3日付の報道によれば、スイス最古のベツナウ原子力発電所1、2号機(PWR、各38万kW)で60年を超える運転延長について、技術的側面に焦点を当てた調査が開始された。
同発電所を運転するAxpo社によると、60年を超える運転の可否は、原子炉圧力容器に代表される重要機器の健全性、人員、サプライチェーン、燃料の入手可能性などいくつかの要因に左右され、調査には1年程度を要する見込み。
1号機は1969年に、2号機は1972年にそれぞれ運転を開始し、両号機は地域熱供給事業も実施している。
スイスの原子力発電所に運転期間の制限はなく、スイス原子力安全検査局(ENSI)が安全と判断する限り運転を行うことが可能となっている。
Axpo社は、同発電所2基の試運転以降、改修と改良工事に25億スイス・フラン(約4,200億円)以上を投資しているという。

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