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[米国] NEI会長、AI業界などの電力需要増に応じた大型炉新設の可能性を指摘

2024年6月5日

米国原子力エネルギー協会(NEI)のコーズニック会長兼CEOは2024年5月14日、急増する電力需要に対応するため、近い将来、米国の電力会社の統合資源計画に大型炉が記載される可能性があるとした上で、早期参入電力への支援策の必要性を訴えた。
これはNEI主催の2024年原子力政策フォーラムの演説で述べたもの。
同会長は、グリッド・ストラテジーズ社が2023年12月に発表した、米国のピーク電力需要が今後5年間で3,800万kW増加するという予測に触れ、複数電力が大型炉2基分以上に相当する約250万kWのカーボンフリー電源の新増設を含む電力増強を準備していると述べた。
ボーグル原子力発電所3、4号機の教訓として、建設はより効率的になり、コストは下がり、リスクは減って利益は増えるとした一方、勇気だけで先陣を切るのは難しく、議会と協力してインセンティブ、助成金、コスト軽減策などのアーリームーバー政策を支援していくとした。

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