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[スウェーデン] 規制当局、新規原子炉技術の許認可申請前の評価制度を提案
2024年6月28日
スウェーデンの放射線安全局(SSM)は2024年6月12日、事業者の許認可申請前でも、新しい原子炉技術を評価できるようにし、当局が特定の原子炉の設計内容を知る時間を確保し、将来の許認可申請の処理時間を短縮できるようにすべきとの提案を発表した。
原子炉開発事業者や許認可申請予定者は、正式な申請前に規制当局と対話を実施し、その技術が安全性の要件を満たすことが可能となるよう早い段階で設計や試験分析に変更を加える機会を与えられ、規制当局と申請者にとって時間とリソースの節約が可能となるという。
さらにSSMは、申請前の評価は任意とし、費用は当局が徴収する手数料で賄い、申請者には当局に対して安定した対応ができ、スウェーデンでの技術使用に具体的関心があることを求めている。
今回の提案の実現には、政府がSSMに指示を出し、申請前評価に対する手数料を請求する権限を与える必要があるという。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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