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[スウェーデン:原子力] Vattenfall、2発電所の既設炉5基の80年運転を目指す
2024年7月5日
スウェーデンの大手電力会社Vattenfallは2024年6月17日、フォルスマルク1~3号機(BWR、約108万~121万kW)とリングハルス3、4号機(PWR、約112万~117万kW)の所有者が5基の原子炉の運転寿命を60年から80年へ延長する方向性を決めたと発表した。
同社は、フォルスマルクを所有するForsmarks Kraftgruppの66%を所有し、以下Fortumが筆頭株主のMellansvensk Kraftgruppが25.5%、Uniper(Sydkraft Nuclear Power)が8.5%を所有。
リングハルスは、Vattenfallが70.44%、Uniper(Sydkraft Nuclear Power)が 29.56%を所有している。
過去の大規模な近代化投資により、運転期間の20年延長の見通しは立っており、今後詳細なコスト計算や専門家が特定したリスク分析などの詳細調査の後、最終投資決定の予定。
タービン、復水器、発電機などの保守・改修・交換、制御・監視システムの近代化などに必要な投資の多くを2030年代に行い、2060年代までの運転が可能になるという。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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