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[米国] ケイロスパワー社、フッ化物塩冷却高温炉実証炉Hermesの建設開始

2024年8月16日

ケイロスパワー社は2024年7月30日、テネシー州オークリッジにおいてフッ化物塩冷却高温炉実証炉「ヘルメス(Hermes)」の建設を開始したことを発表した。

2027年の運転開始を目指すとしている。

同実証炉の建設については2023年12月に、原子力規制委員会(NRC)によって第4世代炉としては初となる建設許可が発給されていた。

同社によると、ニューメキシコ州アルバカーキで製造したモジュールをオークリッジへ輸送して現地で組み立てる工法にて建設する。

米国エネルギー省(DOE)は、先進型炉実証プログラム(AR DP)による成果ベースのマイルストーン契約を通じて最大3億300万ドルを投資し、Hermesの設計、建設、試運転を支援する予定。

なお、同実証炉では発電を行わない。

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