海外電力関連 トピックス情報
[英国] ロールス・ロイスSMRのGDA審査、第2段階を終えて最終段階へ
2024年8月16日
英国原子力規制庁(ONR)は2024年7月30日、ロールス・ロイスSMR社製小型モジュール炉(SMR)(PWR、47万kW)の包括的設計審査(GDA)について、2023年4月に開始したステップ2を成功裏に終了し、最終段階の第3段階に進めると発表した。
ONRのGDA責任者のエクスリー氏は、ロールス・ロイスSMRの設計を評価する最初の規制当局として、英国における安全、セキュリティ、保障措置、環境保護の基準を満たしているかどうかを判断するが、同社の進捗状況には満足しており、ステップ2の提出書類に記載されている設計に関する主張を裏付ける証拠をより詳細に評価するステップ3に進むことができると述べた。
ONRが同月24日に公表した「ONR Project Assessment Report」によると、同SMRに関するGDA全体の期間は57カ月とされ、29カ月間が見込まれるステップ3の完了時期は2026年12月とされている。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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