海外電力関連 トピックス情報
[英国・米国] 英国政府、WH社のSMR「AP300」のGDA審査入りを承認
2024年9月12日
米国ウェスチングハウス(WH)社は2024年8月23日、同社の小型モジュール炉(SMR)「AP300」(PWR、30万kW)が、英国の包括的設計審査(GDA)プロセスに入ることを英国エネルギー安全保障・ネットゼロ省(DESNZ)から正式に承認されたと発表した。
WH社は2024年2月にAP300の設計について、原子力規制庁(ONR)、環境庁(EA)およびウェールズ天然資源局(必要な場合)が実施するGDA審査を申請していた。
DESNZの承認により、今後AP300はGDAプロセスの第1段階に入り、WH社が規制当局に提供した情報に基づくGDAの範囲が合意される予定。
次の第2段階では、規制当局による技術評価が行われる。
WH社は2023年10月、英国政府のSMR支援入札の最終候補に残った6社のうちの1社。
なお、SMRとしては現在、ロールス・ロイスSMR、BWRX-300およびSMR-300の3つの設計がGDAの審査を受けている。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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