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[米国] NRC、フッ化物塩冷却高温炉実証炉「Hermes 2」の環境評価を完了

2024年9月24日

原子力規制委員会(NRC)は2024年9月3日、ケイロスパワー社のフッ化物塩冷却高温炉実証炉「Hermes 2」(テネシー州オークリッジ、熱出力3万5,000kW×2基)の建設許可申請について最終的な環境評価を行い、重大な影響はないとする調査結果を発表した。

今後、NRCスタッフは同結果をNRC委員会に諮り、ライセンスを発行するかどうかが決定される見込み。

通常は建設許可申請に対して最終環境影響評価書(EIS)を発行する必要があるが、同試験炉の建設地は「Hermes 1」試験炉の建設地として既にNRCの評価を受けたことがあるため、EISに代わって最終環境アセスメント(EA)および重大な影響はないとする所見(FONSI)を発行するとした。

同社は2023年7月に建設許可申請を提出していた。

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