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[イラン] AEOI、イランにおける原子力開発の現状と将来計画を発表
2024年10月15日
2024年9月27日付の報道によると、イランでは現在建設中の原子炉3基に加え、さらに新設するための用地や技術の選定作業が進行している。
これは国際原子力機関(IAEA)の総会関連イベントで、イラン原子力庁(AEOI)が明らかにしたもの。
この他、原子燃料製造の各工程、研究用原子炉、放射性廃棄物処分施設などの開発状況についても発表された。
イランでは現在、ロシア製のVVER型のブシェール原子力発電所1号機(100万kW)が稼働中で、さらにVVER-1000型2基の建設計画が進行中。
同2号機は2019年に着工し、2024年9月にコアキャッチャーが設置され、起動は2029年の予定。
3号機は2024年第4四半期の着工が予定される。
同国は2040年までに原子力発電を2,000万kWまで引き上げることを目標としており、AEOIは2024年初頭、次の発電所として最終的に4基が予定されるホルモズガン州の建設用地で作業を開始したと発表している。
【情報提供:一般社団法人海外電力調査会】
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