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[フランス] オラノ、高速炉燃料開発に向けて2つの作業グループを設立

2024年11月7日

フランスの原子燃料大手オラノ社は2024年10月14日、国内の革新的高速炉の主要設計者を集め、燃料に関する開発コストとリソースの最適化および効率性を高めることで同型炉の開発促進を目指す2つの「共有グループ(Sharing Group)」を設立したと発表した。

同社は2つの協力協定に署名し、燃料開発の新興企業のニーズに応えるとしている。

一つ目の高速炉MOXグループには、オラノ社、Hexana社、newcleo社、Otrera社が参加し、二つ目の高速溶融塩炉グループには、オラノ社、Naarea社、Stellaria社、Thorizon社が参加。

両グループは、それぞれMOX燃料と液体燃料の製造、ラ・アーグ施設での再処理および輸送・取扱い技術の開発に取り組む。

これらの協力関係は「フランス2030」投資計画に続くもので、2023年6月まで実施された第1段階のプロジェクト募集に応えて設立された新興企業Stellaria社とThorizon社との既存提携を補完するものとしている。

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