原子力事業者(電力9社、電源開発、日本原燃、日本原子力発電)は、原子力施設で重大事故が発生した場合に備え、日本原子力発電を実施主体とする緊急事態支援体制を整えています。2016(平成28)年12月には、支援活動の新たな拠点施設として、「美浜原子力緊急事態支援センター」を福井県美浜町に開設しました。
本センターには、無線により遠隔操作できる重機・ロボット・ヘリコプターのほか、資機材を運搬するトラックなどを配備。万一、災害が発生した場合には、遠隔操作に習熟した職員が「緊急出動隊」として現場に駆けつけ、発災事業者と協力して災害の早期収束に取り組みます。
本センターを緊急事態支援の拠点として活用し、原子力災害時の対応力の一層の向上を図るとともに、引き続き、原子力発電所の安全対策の充実に向けた取り組みを行っていきます。
美浜緊急事態支援センター